こんにちは、みやまです。
先日twitterで流れてきた「私を構成する8性格」というエムグラム診断をやってみました。105問の質問に答えていくと、全44種類の性格要素から8項目をピックアップしてくれます。
私の診断結果↓
みやまを構成する8性格 https://t.co/TfQThhSbMd #私を構成する8性格 #エムグラム診断 #石橋を叩きまくって渡る #一匹狼 #堅実主義 #凝り性 #自己主張が得意 #かなり繊細 #超保守的 #冷徹なほど合理的
— みやま (@miyamachronicle) May 3, 2017
- 石橋を叩きまくって渡る
- 一匹狼
- 堅実主義
- 凝り性
- 自己主張が得意
- かなり繊細
- 超保守的
- 冷徹なほど合理的
この診断結果を見てまあーーー当たってるけど対人との関わりの中ではすんごく面倒くさい性格だな、と感じました。
詳しい解説も読んでみました↓
みやまさんは、常に冷静沈着で事実に対し率直に物事考え行動出来る人である、控えめで謙虚で孤独に耐性がある人である、常に冷静沈着でミスのない人であるといった印象を与える性格です。日本人の中ではかなり個性が強いと思われやすい性格なので、うまく長所を活かし、短所に目を瞑ってもらいましょう。
ここで気になったのが、「冷静沈着で控えめで謙虚で孤独に耐性がある」ことが「日本人の中ではかなり個性が強いと思われやすい」という点です。
孤独でいることはそんなに良くないことなのか?孤独でいることは寂しいのか?以前から心の中で考えていてもやもやしていたので、思考を整理するのも兼ねて書いてみたいと思います。
孤独とは何か?
孤独とはいったい何なのか、言葉の意味を調べてみました。
▼国語辞典▼
【孤独】
仲間や身寄りがなく、ひとりぼっちであること。思うことを語ったり、心を通い合わせたりする人が一人もなく寂しいこと。また、そのさま。「―な生活」「天涯―」
心理的・物理的にひとりぼっちでいることを指しています。「寂しい」という状態も内包していますね。
▼和英辞典▼
【孤独】
solitude (ひとりぼっちでいること)
loneliness (ひとりぼっちで寂しいこと)
「孤独」に対して2つの単語が当ててあるのが興味深いです。さらにlonelinessで辞書を引いてみます。
lonelinessは仲間や連れがなく一人ぼっちで寂しい気持ちを表わし、solitudeには loneliness がもつ寂しい気持ちは含まれない
lonelinessには日本語の「孤独」と同じ意味が含まれていますが、solitudeには寂しい気持ちがない、つまり、能動的にひとりでいることを表しているようです。
「孤独」で検索すると
Googleで「孤独」を検索すると、以下のような関連ワードが出てきます。
日本の中で一般的に「孤独」というのはネガティブな意味で使われることが多いような気がします。「孤独」を「友達がいない」「寂しい」というワードと一緒に検索しているという点からも頷けます。
その一方で「成功」「名言」「孤独に強い人」といったポジティブな言葉も並んでいます。「孤独」を単独で検索すると、検索結果の1ページ目には孤独を肯定的に捉えたような記事が並んでいます。(2017年5月5日時点)
「孤独=寂しい」という方程式に対して思うこと
私自身、孤独でいることが寂しいことだとは思っていません。これは生まれ持った性格だったり、幼少期から大人になるまでどんな環境で育ったかということも関係していることですが、みんなでワイワイ遊ぶよりも家や教室で一人で何かしているほうが好きでした。
前述のエムグラム診断にもありましたが「冷徹なほど合理的」なおかげで、興味のない会話や出来事に対して好き嫌い以前に無関心な態度を示し、それが行動にも出がち。逆に興味関心が向いたことにはとことんのめりこむ傾向があります。
その興味関心が向くことというのは一人で完結できることがほとんどだったので、結果的に一人でいるほうが楽で心地よくなるんですよね。そんな私をおもしろがって仲良くしてくれる友達が少数ですがいました。
「孤独でいるのは寂しい」と感じるのは、普段から周囲に家族や友人などに自分の思いを話せる環境があって、そういう人が一人になった瞬間の落差に心がついていかない状態なのではないでしょうか。
日常的に一人でそれを完結できている場合、孤独でいることが普通であり快適なので、「寂しい」というのに結びつかなくなるのだと思います。
自分で選択して孤独でいる
そんな感じなので私は前職を休職して退職してもなお一人暮らしを続けていますし、定期的に会う友達はいませんし、遠距離だったにも関わらず誰とも関わりたくなくなって彼氏と別れました。
私は自分で選択して孤独でいます。なんかカッコつけてるように聞こえるけど、人と関わろうと無理して振る舞っていたときより今のほうがずっと気持ちが楽で穏やかなのです。
人間関係を継続させたり人とのコミュニケーションが向いてないという自覚があるから、定期的に人間関係をリセットしてしまうのでしょう。自分から人との交わりを避けて部屋で一人で静かにしているのが本当に性に合っているなと感じる今日このごろです。
お一人様の未来
ざっくり言うとコミュ障で内向的でひきこもり気味なアラサー女の私ですが、こんな感じでこの先もずっと生きていくとどうなるのでしょうか。結婚もしない、出産もしない、友達もいない、家族とも距離をおいている。あるのはインターネットの世界。
独居老人の孤独死とか、孤独な人は脳疾患や認知症のリスクが高いとかありますが、そもそも誰にも看取られずに死ぬことがそんなに悲しいことなんでしょうか。脳疾患や認知症になるのは孤独だからじゃなくて、孤独を補える夢中になれる趣味楽しみがなかったからなのではないでしょうか。
これから先、家族の形や人と人との関わり方の変化によって、積極的に孤独を選び「お一人様」の人生を送る人が多くなるでしょう。そういう選択をした人たちにも社会がもっと優しくなってくれたらいいのにな、と思います。
こんなことを書いておきながらフラッと結婚するかもしれないし、めちゃめちゃ人と会う人生になってるかもしれない。未来はどうなるかわかんない。だから自分が選択した「今」を振り切って生きていたい、そう思うのです。